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科学、歴史、本、アート

アメリカのシラキュース大学(SU)などで行われた研究によって、精子どうしが手をつないで束になる”チーム戦”が、節足動物では約5億年前に生まれ、進化史の3分の2の時間を占めるほどありふれた戦法だったことが明らかになりました。 何億もの精子が1個の卵子めがけて一斉に走り、先頭の1匹だけが受精する、おなじみの精子の「かけっこ」の風景は、節足動物の進化史においてはむしろ少数派だったのです。 共著者のスティーブ・ドラス氏は「受精はしばしば精子どうしの競争と見なされますが、多くの種では、細胞どうしが協力して生殖の成功を左右しうることが分かってきました」と述べています。 なぜ精子は、ライバルであるはずの仲間
春の池で、黒いオタマジャクシがひとかたまりになって水底を泳いでいるのを見たことがある人は多いでしょう。 ヒキガエルのオタマジャクシが群れるのは、捕食者から身を守るためと考えられています。 京都大学の研究チームは、アズマヒキガエルのオタマジャクシを1匹だけで育てると、相手が兄弟でも他人でも仲間のそばで過ごす時間が減ることを明らかにしました。 多くの動物で知られる「血縁を見分ける能力」にもとづく兄弟びいきは、今回の実験では見られませんでした。 研究チームは育て方と水を変えた4通りの飼育で幼生を育て、兄弟の群れと他人の群れのどちらに寄るかを確かめています。 研究内容の詳細は2026年8月6日に『An

カナダのレスブリッジ大学(University of Lethbridge)で行われた研究によって、ドードーを「愚か」とする通説に解剖学的な裏づけはなく、この鳥の脳で極端に縮んでいたのは目から届いた情報を受け取る部分だったことが明らかになりました。 考える働きに関わる部分の大きさは、ハトやキジバトから予想される範囲に収まっていました。 一方、目から届いた情報を受け取る部分は、脳に占める割合で見ると、最も近い現生種であるミノバトの3.5分の1以下で、昼に動くハトの仲間ではなくフクロウの隣に並ぶ値でした。 のろまで愚かと呼ばれ続けた鳥は、はっきり見ることにあまり重きを置いていなかったようです。 「

iPhone 17 Pro Maxを1年間使って分かったリアルなレビュー。長持ちバッテリーや4つの進化が普段使いをどう変えるのか、メリット・デメリットを徹底解説。

社会人の教養として「一生に一度は見たい美術品」をご紹介。今回は、東京国立博物館の国宝・狩野永徳筆《檜図屛風》を取り上げます。





AIを活用した製薬会社のInsilico Medicineが、AIによって設計した「レントセルチブ」という薬で人間の生物学的年齢が若返ったと報告しました。 続きを読む...
世界のすぐれた芸術家に贈られる「世界文化賞」が8日に発表され、NHK交響楽団の「桂冠名誉指揮者」を務めるヘルベルト・ブロムシュテットさんらが選ばれました。
「月に何冊読んだか」を読書量の目安にしている人は少なくない。しかし、大量の本や情報を次々とインプットするだけでは、かえって自分でものを考える力が失われる恐れがあるという。では、脳にとって本当に有益な読み方とは何か。「多読より再読」を勧める言語脳科学者の酒井邦嘉氏が、電子書籍にはない紙の本の利点とともに解説する。※本稿は、言語脳科学者の酒井邦嘉『AI脳クライシス デジタルは人から何を奪うのか』(集英社インターナショナル)の一部を抜粋・編集したものです。
ガソリン補助金を投入しても、約7割の地点で卸売価格と小売価格の差が広がっていた――。巨額の公費を投じてガソリン価格の抑制を図ってきたが、その効果は消費者が支払う小売価格にどこまで届いていたのか。元会計検査院長の田中弥生氏が、会計検査院のデータをもとに、ガソリン補助金の実効性と、その効果を検証する難しさに迫る。※本稿は、東京大学公共政策大学院客員教授の田中弥生『税金はどこへ行くのか 元会計検査院長が見た「日本の財政」』(講談社)の一部を抜粋・編集したものです。
栄光の名称「テスタロッサ」を名乗る849テスタロッサ・スパイダーは、マラネッロの歴史を象徴する最新フラッグシップオープン。1956年誕生のレーシングスポーツ500TRの70周年を祝うメモリアルモデルであり、従来のSF90の後継となるフェラーリ・パイロットカーの頂点に位置する。ルーフは開閉時間わずか14秒のRHT構造。オープン時は風とサウンドがキャビンに届く。もちろんパフォーマンスは超一級。V8ツインターボと3モーターで構成するPHEVシステムは総合パワー1050psを誇り、トップスピードは330km/hに達する。849テスタロッサ・スパイダーは、まさにドライバーに“特別な時間”を約束する究極の
2018年に太平洋西部の南シナ海で天然ガス資源の掘削調査が行われ、この際に海底に空けられた穴からメタンガスが漏えいする事態が発生しました。当初、このメタンガス漏えいが終息するには数十年以上かかるとみられていましたが、海洋生物による「バイオフィルター」がこの影響をわずか数年で軽減したことが判明しました。 続きを読む...
航空機が搭載しているジェットエンジンの排気ガスに含まれる粒子に水蒸気が凝結して形成される飛行機雲(コントレイル)は、地球温暖化の原因の1つであり、航空業界による気候への影響のおよそ3分の1を占めているとされています。Googleは、AIを利用して飛行機雲による地球温暖化を緩和するための研究「Project Contrails」に取り組んでおり、その一環として航空会社パートナーであるキャセイパシフィック航空と提携し、超長距離フライトにおける飛行機雲回避のテスト結果を報告しています。 続きを読む...
2026年、日本アマチュア無線連盟(JARL)創立から100周年を迎えた「ハムフェア」は、科学技術立国日本の再興をテーマに開催されました。災害時の情報収集ツールとして、また技術者育成の土壌として歩ん…
数学問題を解くというタスクを実行していた100体のAIエージェントが、システムの欠陥を見つけて解いてもいない問題を「解いた」と報告したことが分かりました。ただ、100体全てが不正をしていたわけではなく、不正行為を見つけて人間の監督者に知らせようとしたAIエージェントもいたようです。 続きを読む...
チェーンが急拡大しすぎるとあまり良いことはない。現場の教育や管理が行き届かなくなり、味が落ちたり衛生問題が起きたりすることは東京チカラめしの凋落でも記憶に新しいところだ。そんな東京チカラめしはブーム時、約1年半で約120 […]
絵本作家エリック・カールの代表作「はらぺこあおむし」が、かっぱ寿司に登場。2026年9月17日(木)よりかっぱ寿司全店にて、世界観をモチーフにした「はらぺこあおむし つながるチャームコレクション」が「かっぱのカプセルトイ」にて展開される。
人間が本来持つ「問いを生み出す力」を取り戻すために必要なものは何か。霊長類学者と獣医師が、現代の子どもたちの遊び方に警鐘を鳴らす。※本稿は、霊長類学者・人類学者の山極寿一、獣医師の小菅正夫『動物はふしぎ』(ポプラ社)の一部を抜粋・編集したものです。
大学名や学歴をネタにした人気YouTubeチャンネル「wakatte.tv」が、差別的発言や学生への配慮の欠如を理由に批判を集めています。入試難易度が人の価値を決めるのか。学歴の意味を改めて問い直し…
アメリカの南部国境はいまや、米軍による対ドローン兵器の「実験場」と化しています。8月下旬の1週間だけで、麻薬カルテルの偵察ドローンを3機撃墜しました。
AIに「頼りすぎた」末にシャスタ山から救助された3人のハイカーは、新たな傾向の一部だとアメリカ森林局のレンジャーは話しています。ChatGPTの誤案内やAI生成のデタラメな地図によるトラブルも、この夏すでに起きていました。
ヒトの細胞の中では、DNAの情報をもとに体に必要なさまざまな物質が作り出されていますが、こうした物質を安定して作るカギとなるたんぱく質を特定したと、東京大学などの研究グループが発表しました。
綿のパンツを土に埋めて、2か月 死んだ蚊の口を3Dプリンターのノズルに 毒ヘビの頭を、防護ブーツでそっと踏む 「人を笑わせ、そして考えさせる研究」に贈られるこの賞の授賞式が、2026年9月3日に開かれました。 1991年の創設以来、対面の授賞式は米国のボストン周辺で開かれてきましたが、今回の会場はスイスのチューリッヒです。 今年のテーマは「Fungi(菌類)」で、トロフィーはブルーチーズの上に載った足からキノコが生えた像、賞金はすでに廃止された10兆ジンバブエドル紙幣1枚です。 日本からは、旭川医科大学の名誉教授だった故・海野徳二氏が医学賞を受賞し、日本人の受賞は20年連続となりました。 いっ
世界遺産に登録されている栃木県の日光東照宮にある国の重要文化財の建物に、温風を送り続け、害虫を駆除するという新たな技術が活用され、効果が確認されました。各地で深刻な被害が広がる文化財の害虫対策として注…
オランダのアムステルダム自由大学(VU)を中心とする国際研究チームの最新研究により、人類が賢く進化する過程で、心の不調につながる遺伝子の変化が現れたことが明らかになりました。 研究では、約500万年にわたる人類の進化の歴史を遺伝子レベルで細かく調べられており、流動的知性(未知の問題を解決する力)と呼ばれる知能の遺伝子変異が約50万年前に現れ、その後を追うように、精神疾患のリスクを高める遺伝子変異が約47.5万年前に現れたことが示されています。 つまり、人類の歴史では「頭の良さ」と「心の不安定さ」という、一見すると正反対の特徴が、まるでセットのように順番に出現してきたことになります。 このことは